必死さということ

同世代の誰にも負けたくない、という声があった。

一方で、競争をさせて優劣をつけるのがどうしても嫌で心の負担になっているという教師の友人の声も聞いた。そう言いつつも、勝敗をつけずにエネルギーを出させることはできないし、ジレンマなんだと。それぐらい結果にはすごいパワーがある、と。


翻って私は、趣味でも何でも、人より多く知ってなけれびならない。人より秀でていなければならない、と感じていて楽しめてないことに気づいた。小さい頃からのそんな暗示にかかっているのだ、と。

そんな競争の中で、自分を成長させることができた部分もあるし、人より得意なことがあると気づいたところもある。


でも、ただただ好きなものは好きでいいんだよ、って言ってくれる先生がいるということに救われる生徒もいると思う。


でも学校だから評価はどうしても必要だし、社会に出てからもついてくるもの。


自分は負けないように、必死に頑張っていると胸を張っていえるのかなあ?

ただ疲弊しているような気がする。


自分の好きなものに関しては、競争なんてなく、そのまま自分の感性でいいんだと思っていたい。


れおん

夢の中で、古い友人に会った。

石田ひかり似の友人だった。

夢の中でも、ほんとに久しぶりだね!と嬉しくて一気に会話が溢れ出して止まらない。

笑顔。

なぜか商店街で焼き豚を買おうとしている。

これに決めた。

お土産に。

最後、これまで仲良くしてくれてありがとう。そんなに知らなかったというのに。本当に嬉しかった。これからはきっと会うこともないけど元気でね。バイバイ。


そこで目が覚めた。


思い出して、ある人を検索した。

セカンドキャリアを築いているそうだ。

その中で、一年間は妻と子供には実家に帰ってもらって必死で勉強しました、と。

一年後、迎えに行って今は一緒に暮らしています、と。

知人はその奥さんであるが、もしかしたら、私を思い出してくれたのかもしれない。感謝。二度と会えない、ではなく、また再開できることを祈って。